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天文・鉱物・その他。調べたことや自分用のメモなどを書きます。

ポータブル赤道儀を買ったので…【kenko スカイメモS】

ポータブル赤道儀を買うことにしました。kenkoのスカイメモSを選択。本体のほかに色々と必要だったものをメモ。

Adventurer3でTPUを印刷する

FlashForgeのAdventurer3で、本来サポートしていないTPUフィラメントを使用して印刷します。 軟質素材が出力できれば3Dプリンターの活用の幅が広がるので、是非とも使ってみたい材質です。

3Dプリンターを買いました / FlashForge Adventurer3

3Dプリンター(FLASHFORGEのAdventurer3)を買いました。いろいろな治具や光学の実験装置、天文機材のための便利グッズなど作れたらと思いますが、今は光るうんちなどを作って遊んでいます。

iMacのHDDが寿命だったのでSSD+HDDに換装した話

メインで使ってるiMac(mid2011)の挙動がおかしくなりHDDから異音が出ていたので換装しました。システム領域をSSDに、データをHDDに保存するという構成を目指します。

アンモナイトの標本を樹脂封入した話

黄鉄鉱化したアンモナイト化石を樹脂に封入したのでメイキングです。

古い三脚を買って改修した話 / Manfrotto #055

拡大撮影や天体撮影のため、ベローズや天体望遠鏡を搭載する用途で三脚を選びました。

【Processing】データの取り込み

csv形式のデータをProcessingで読み込む方法です。 今回の例で使うデータの中身はこんな感じのものです。ヒッパルコス星表のデータ*1を基に整理をし、IAUによる恒星の固有名のデータ*2を追加したもので、明るい星から順に5等星までの1627天体を収録してあり…

【読書感想文】はい、こちら国立天文台 ―星空の電話相談室

2001年に出版された『天文台の電話番』(地人館)を改題し文庫化したもの。国立天文台の質問電話の体験談。

手動の真空ポンプと真空槽を作る

ちょっとした実験や実用目的で手頃な真空槽が欲しいなと思ったので作りました。なるべく安価に、手に入りやすい素材を選んでいます。

【読書感想文】科学プロデューサ入門講座

国立天文台で2007年から5年に亘って行われた科学プロデューサ養成講座の成果をまとめた本の感想です。

ブログにソースコードを貼るときのアレ

はてなブログにソースコードを貼り付けるときシンタックスハイライトをさせる方法をいくつか検討。highlightsというものを使ってみました。はてブでつかえる、簡単に使える、色とか選べる、processingに対応してる、なるべくシンプル、という条件で選びまし…

NGC&ICカタログを入手する方法

New General CatalogとIndex Catalogがダウンロードできる場所です。

【読書感想文】 宇宙の果てまで―すばる大望遠鏡プロジェクト20年の軌跡

天文台を作ろう!そんな気楽な話ではない。でも、とても面白い本です。

赤経・赤緯を時分秒・度分秒から十進法表記に変換する(逆もあり)

◆赤道座標*1の赤経(時分秒)・赤緯(度分秒)を角度(十進法)に変換 ・ 赤経 ( α[h], β[m], γ[s] ) α*15 + β*15/60 + γ*15/3600 [deg] ・ 赤緯 ( α[deg], β[m], γ[s] ) α + β/60 + γ/3600 [deg] ◆逆に、角度(十進法)を時分秒や度分秒に変換 ・ 赤経 ( α[deg] ) …

【読書感想文】 複雑系―科学革命の震源地・サンタフェ研究所の天才たち

とても面白い本です。クリス・ラングトンは良いぞ。

【読書感想文】パロマーの巨人望遠鏡

とても面白い本でした。是非みんなも読んでください。

接眼レンズの清掃にレンズペンが良かったよという話

望遠鏡や双眼鏡の接眼レンズの中でも1cmに満たない小口径のレンズの掃除に効果的な手段を試した結果、レンズペンが良かったので書いておきます。 使用したのはレンズペン3 マイクロプロというモデルで、先端のチップがレンズペンのなかでも一番小さなサイズ…

星座境界線のデータのこと

星座境界線のデータに関する説明です。 データはここからDLできます。VizieRより。 http://cdsarc.u-strasbg.fr/ftp/cats/VI/49/ リンク先にトリセツ的なテキストもありますが、以下に一応の解説を書きます。 境界線のデータはオリジナルが1875年分点による…

恒星の固有名に関するデータのこと

IAUのワーキンググループが定めた星の固有名*1のリストを入手する説明です。 Naming Stars | IAU このページの下部に固有名のリストがあります。 固有名、イェール輝星星表のHRナンバー、星座とバイエル符号、実視等級、赤経赤緯などの情報が含まれます。簡…

輝星星表のデータを取得する

輝星星表のデータを取得します。 【まめちしき】 輝星星表とは、6.5等よりも明るい*1天体のデータベースです。イェール輝星星表とも。肉眼で見える天体のカタログと考えて良いです。主な星表のカタログナンバーや座標データ、実視等級、固有運動などが含まれ…

黄鉄鉱の経年変化の記録

黄鉄鉱の光輝を損なわない保存を考えるため、保存方法ごとの経年変化を観察します。 ❏黄鉄鉱について❏ 黄鉄鉱 - Wikipedia Pyrite Mineral Data ちいさなスペイン産黄鉄鉱の六面体結晶を3個用意しました。これで3パターンの保存方法を比較します。下処理とし…

蛍光鉱物用のライト(UV-A/C)をつくる

市販されているハンディサイズのブラックライトを改造します。鉱物の蛍光/燐光を観察するために、UV-A(長波長紫外線)とUV-C(短波長紫外線)の両方が使えるライトにします。

天の川、中から見るか?外から見るか?

少し前にTwitterで天の川の正体が銀河を中から見たものであると気がついたというツイートが伸びており、そこについた反応が「そうだったのか、驚いた」派と「それは常識のうち」派に二分していました。現在の天文学の知見によると、天の川と呼ばれる白い"も…

楕円軌道上の近点/遠点の表記について

天体の楕円軌道の近点/遠点を表記する用語は、どの天体を周回するかによってバリエーション豊富なため、整理してみます。 たとえば太陽を周回する軌道なら、近日点/遠日点となり、地球を周回する軌道なら近地点/遠地点となります。他の惑星も近*点/遠*点の…

14-140テスト

月で新しいレンズの試し撮りをしました。 こういうレンズです↓ LUMIX G VARIO 14-140mm|交換レンズ|デジタルカメラ(交換レンズ)|Panasonic AWB/プログラムオート/手持ち撮影/トリミングなし 14mm(換算28mm) 25mm(換算50mm) 35mm(換算70mm) 50mm(換算100…

天体観測用の赤いライト

天体観測のとき、暗闇に順応した眼でなければ十分に星を見ることはできません。暗順応した眼だと、見える星の数が違います。暗順応には時間が必要ですが、明順応は比較的早いため、なるべく不要な明かりを目に入れないことが重要です。どうしても手元を照ら…

SG2.1×42とWideBino28のこと

Vixen SG2.1×42 公式サイト Kasai WideBino28(改良版) 公式サイト まずは写真から。 口径や倍率などの基本的な光学スペックに大きな違いはない。 わずかな口径の差以上に、両者のサイズには差を感じる。 全体の厚みに大差はないが、鏡筒の細い部分と太い部…

天象儀のこと

国立天文台の展示を観ていて気になったものがこちら。 以前の記事ですこしだけ触れた太陽系儀と似ていますが、ここでは「天象儀」*1という表現で紹介されていました。ネットで天象儀を検索すると、プラネタリウムの別名というふうに紹介されていますが、国立…

天体撮影とLynkeos

天体写真のスタックや画像処理に使うLynkeosというソフトについて書きます。 Mac用(10.6以降)です。 公式はこちらへ→ Lynkeos home page youtu.be まずは使用法を解説した動画。Lynkeosのチュートリアル動画はなぜか無音のものばかりですが、シンプルなソフ…

最近買った、小さなカメラのこと

いままで使っていたデジカメが壊れてしまったので、1月に新しいカメラを買いました。LumixのGM5という機種です。普通のコンデジからの置き換えなので、安くて小さいものを選びました。大きさの比較のため傍に毛抜きを置いてます。このカメラ以外にまともに写…