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天文・鉱物・その他。調べたことや自分用のメモなどを書きます。

天文

NGC&ICカタログを入手する方法

New General CatalogとIndex Catalogがダウンロードできる場所です。

赤経・赤緯を時分秒・度分秒から十進法表記に変換する(逆もあり)

◆赤道座標*1の赤経(時分秒)・赤緯(度分秒)を角度(十進法)に変換 ・ 赤経 ( α[h], β[m], γ[s] ) α*15 + β*15/60 + γ*15/3600 [deg] ・ 赤緯 ( α[deg], β[m], γ[s] ) α + β/60 + γ/3600 [deg] ◆逆に、角度(十進法)を時分秒や度分秒に変換 ・ 赤経 ( α[deg] ) …

星座境界線のデータのこと

星座境界線のデータに関する説明です。 データはここからDLできます。VizieRより。 http://cdsarc.u-strasbg.fr/ftp/cats/VI/49/ リンク先にトリセツ的なテキストもありますが、以下に一応の解説を書きます。 境界線のデータはオリジナルが1875年分点による…

恒星の固有名に関するデータのこと

IAUのワーキンググループが定めた星の固有名*1のリストを入手する説明です。 Naming Stars | IAU このページの下部に固有名のリストがあります。 固有名、イェール輝星星表のHRナンバー、星座とバイエル符号、実視等級、赤経赤緯などの情報が含まれます。簡…

輝星星表のデータを取得する

輝星星表のデータを取得します。 【まめちしき】 輝星星表とは、6.5等よりも明るい*1天体のデータベースです。イェール輝星星表とも。肉眼で見える天体のカタログと考えて良いです。主な星表のカタログナンバーや座標データ、実視等級、固有運動などが含まれ…

天の川、中から見るか?外から見るか?

少し前にTwitterで天の川の正体が銀河を中から見たものであると気がついたというツイートが伸びており、そこについた反応が「そうだったのか、驚いた」派と「それは常識のうち」派に二分していました。現在の天文学の知見によると、天の川と呼ばれる白い"も…

楕円軌道上の近点/遠点の表記について

天体の楕円軌道の近点/遠点を表記する用語は、どの天体を周回するかによってバリエーション豊富なため、整理してみます。 たとえば太陽を周回する軌道なら、近日点/遠日点となり、地球を周回する軌道なら近地点/遠地点となります。他の惑星も近*点/遠*点の…

天体観測用の赤いライト

天体観測のとき、暗闇に順応した眼でなければ十分に星を見ることはできません。暗順応した眼だと、見える星の数が違います。暗順応には時間が必要ですが、明順応は比較的早いため、なるべく不要な明かりを目に入れないことが重要です。どうしても手元を照ら…

SG2.1×42とWideBino28のこと

Vixen SG2.1×42 公式サイト Kasai WideBino28(改良版) 公式サイト まずは写真から。 口径や倍率などの基本的な光学スペックに大きな違いはない。 わずかな口径の差以上に、両者のサイズには差を感じる。 全体の厚みに大差はないが、鏡筒の細い部分と太い部…

天象儀のこと

国立天文台の展示を観ていて気になったものがこちら。 以前の記事ですこしだけ触れた太陽系儀と似ていますが、ここでは「天象儀」*1という表現で紹介されていました。ネットで天象儀を検索すると、プラネタリウムの別名というふうに紹介されていますが、国立…

ヒッパルコス星表のデータを取得する

ヒッパルコス星表のデータを取得して、使いやすいようにcsv形式にします。 【まめちしき】ヒッパルコス星表はヒッパルコス衛星という観測衛星によって観測された星のデータベースで、一般的に星といわれるものの位置や視差、明るさ、スペクトル型などを含む…

天の北極と天の赤道と周極星のこと

この前の冬至の記事の要領を用いて、今度は北極星・天の赤道の高度と周極星などについて書きます。また、この記事では説明をシンプルにするため、北半球からの観測のみを考えるものとします。 0.天球と赤道座標のこと 前提知識として、まず天球の解説をしま…

冬至の幾何学

12月22日は冬至です。北半球では太陽の南中高度が最も低くなり、日照時間も短い日。日本ではお風呂でゆずを潰してあそぶ日です。太陽の高度が低いというのは具体的にどれくらいのものなのか、地球と太陽の関係を説明してみます。 上図*1の通り、地球の地軸の…