csv形式のデータをProcessingで読み込む方法です。
今回の例で使うデータの中身はこんな感じのものです。ヒッパルコス星表のデータ*1を基に整理をし、IAUによる恒星の固有名のデータ*2を追加したもので、明るい星から順に5等星までの1627天体を収録してあります。
このファイルをProcessingのエディタ内にドロップすればOK。
コードのサンプル。とりあえずデータの中で固有名・赤経・赤緯・視等級10行分を変数に入れてコンソールに表示するもの。for文の継続条件を「i < strNum」とすればデータの全行を対象に出来ます。
Table starCatalog;
void setup() {
starCatalog = loadTable("data.csv", "header");
int strNum = starCatalog.getRowCount();
println(strNum + "stars");
for (int i = 0; i < 10; i++) {
String name = starCatalog.getString(i, 1);
float ra = starCatalog.getFloat(i, 2);
float dec = starCatalog.getFloat(i, 3);
float vmag = starCatalog.getFloat(i, 4);
println(name +" " + ra +" " + dec +" " + vmag);
}
}
実行するとコンソールに読み込んだデータが表示されます。
*1:
ヒッパルコス星表のデータを取得する方法はこちらを参照
http://coelostat.hatenablog.com/entry/2016/02/16/223337
*2:
恒星の固有名のデータ取得する方法はこちらを参照